TEX Yoda IIをmacOSで使った

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前回: TEX Yoda IIを作る
1ヶ月弱macOSで使ってみたら、ちょいちょい試行錯誤したり諦めが必要なところがあったのでメモ。

キーマップ

最終的にキーマップはこんな感じになった。
そんな特殊なマップにはしていない。


中クリックがfnなのでサクサクfn押せて便利。
fn + wasdで方向キーは昔FPSしていたこともあり、hjklとかijkmよりも上下については直感的で良い。音量・メディア周りも手前に配置されているので、ありがとうデフォルト配列という感じに使っている。

概ね満足しているけど、今までは1の左にあった`, ~fnレイヤに行ったのが地味に辛い。
fn + esc`だっけ、~だっけ…」とちょいちょい悩んだりする。Karabiner-Elementsでesc押下時間でesc, `の挙動を変えるなんてこともできるらしい。しばらくすれば慣れるっしょの精神でしばらく頑張るが、無理そうならKarabinerのお世話になろう。

~についてはterminalで~~shift+backspace~~(訂正: fn+backspace)で~がでるという謎挙動を見つけた。
chrome等他環境では再現しないので、自分が使っているiTerm2の設定ということも考えられる。深追いしてないけど。まぁdelctrl+d使ってるからいいんだけども…

マウスキー

一番悩んだのが、中クリックの挙動。
中クリックにはfnmid clickを割り当てることになると思うが、中クリック + トラックポイントでドラッグができるのはfnのみ。自分はブラウザでタブをたくさん開く方で、ThinkPadだったら中クリックで新規タブを開いているが、これがfnではできない。つまり一長一短あって

  • fnの場合
    • トラックポイントと組み合わせてマウスホイールできる
    • mid clickの挙動はできない
    • キーコードも送られないのでKarabinerで制御できない
  • mid clickの場合
    • 中クリックができる
    • トラックポイントと組み合わせたマウスホイールができなくなる
    • キーコードは送られるがKarabinerのfrom eventでmouse_keyが使えないので、マウスホイールが定義できない

非常に悩ましい。最終的には中クリックは諦めてfnのまま使っている。

あとは好みだけどマウスキーは背を少し低くして他キーと差別化したい、角が少し鋭利なのも気になるのでキーキャップ変えるかも。

トラックポイント

売りのトラックポイントはやはり素晴らしかった。が、マウスホイールの挙動が少し怪しいことがある。
マウスホイール途中でスクロールが止まると、fn再押下してホイールさせるという状況がたまにある。また、右移動してから上といったグニャグニャしたホイール捌きは苦手みたいで、左右から上下のホイールへ切り替えるときはfn再押下が必要な場面がちょいちょいある。この辺の挙動を見ているとやっぱりThinkPadはすごいんだなぁ、という気持ちになる。

あとはMacBookのトラックパットとスクロール方向を逆にしたかったので、Scroll Reverserというソフトで対処した。

おわりに

ちょいちょいマイナスポイントを挙げたけど、基本的には大満足なので良い製品だと思う。
macOSであれば大正義Karabiner-Elementsで大抵なんとかなる。


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