WindowsでUS配列+親指IME ON/OFFするための設定
#windowsmacでJIS配列からUS配列にジョブチェンジして1年位経ったので、win環境でもUS配列にしたいなーと。
RealforceのUS配列を購入してwinに設定したこと。
環境
- OS: Windows7 64bit
- Keyboard: Realforce 87U
デスクトップ環境なので今回考えてないけど、ノートの場合は本体の配列がーとか考慮してあげないといけない。
やりたいこと
- [alt] [無変換] [space] [変換] [alt] みたいな配列にしたい
- [半角/全角] みたいなトグルは使いたくない
macのJIS配列みたいな感じ。
作業ログ
英語キーボードとして認識させる
# レジストリエディタを起動
Start > regedit
# キーボード設定を開く
コンピュータ > HKEY_LOCAL_MACHINE > SYSTEM > CurrentControlSet > services > i8042prt > Parameters
# US配列の設定
LayerDriver JPN : kbd106.dll -> kbd101.dll
OverrideKeyboardIdentifier : PCAT_106KEY -> PCAT_101KEY
OverrideKeyboardSubtype : 2 -> 0
再起動する。
ログインパスワードを設定している場合、古いJISキーボードでないと弾かれる。
スキャンコードか何かで識別していたのかなぁ…
JIS, US両方あるうちにログインパスワード再設定をしておく。
参考 : Windows 7 のキーボードを英語キーボードに変更 - へーいち の うぇぶろぐ
Keyの配置を変える
Change Keyを使う。
winキーとaltキーをスワップさせる。
Left Win -> Left Alt
Left Alt -> Left Win
Right Alt -> Right Win
Right Win -> Right Alt
登録して再起動する。
Winキーを潰して代わりに変換/無変換キーにするよ。
変換/無変換キー候補に絶対使わないであろうショートカットを割り当てる
US配列だと変換/無変換というキーは存在しない。
ので、絶対使わないであろうショートカットをWinキーに割り当てて、IMEにはそのショートカットに変換/無変換をフックさせる。
AutoHotkeyを使う。
AutoHotkeyを起動してEdit This Script
。
; AutoHotkey.ahk
; Right Winに Ctrl + Shift + Rightを割り当てる
RWin::^+Right
; Left Winに Ctrl + Shift + Left を割り当てる
LWin::^+Left
編集したらReload This Script
。
Win起動時に一緒に起動して欲しいなら、スタートアップフォルダの中にAutoHotkey.ahk
のショートカットを置いておく。
IMEに変換/無変換の設定をする
google IMEを使っているのでその設定方法を。
# キー設定を開く
google IME > プロパティ > 一般 > キー設定 > キー設定の選択 > 編集
# 変換
直接入力, Ctrl Shift Right, IMEを有効化
入力文字なし, Ctrl Shift Right, IMEを有効化
# 無変換
直接入力, Ctrl Shift Left, IMEを無効化
入力文字なし, Ctrl Shift Left, IMEを無効化
これで大勝利。
なんというまわりくどさ。
Appendix
トグルでもよければAX配列設定で、右Altに半角/全角相当が割り当てられる。
参考 : 右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法(AXキーボード設定を利用する方法)